最近の中央公論は面白くない

中央公論は3年前くらいから毎月購入しているが、定期購読ではない。というのは、内容次第で買う買わないの余地を残すためで、今までは何のかんの言いつつ今月も買うかということで買っていた。しかし、最近は本当にパッとしない。私がブログで収集する情報に雑誌メディアの情報発信が追いつかなくなってきているという要因も少しはあるかもしれないが。先月号では爆笑問題太田光が一人前に語っているのが見えたので買わないことを即決した。先月は始めて毎月の購入が途切れた月である。太田光は畑違いだからとか、真面目に話していないとか、ふざけているとか云々様々な理由はある。だが、一番の理由と思ったのは、あまりに彼が商業主義的すぎるところか。無論、真面目にやっている学者さんもメディアによって商業主義的な商品に作り替えられるのは分かっている。だが、自分から明け透けにコマーシャリズムの雰囲気を放っている彼は好きになれない。こういう見方は時流に逆行したものなのであろうか。とかく、最初に嫌だと思ったものはなかなか覆らない。いくら理性的な判断がそれを押しとどめようとしても、である。それが容易に覆るのは別の欲望が優先したときだけである。