アイコンチキン「ジャーマンソーセージ」

ということで早速。

帰りにマクドに寄って買ったが、デジカメを持ち歩いてなかったのでやむなくお持ち帰りにすることにし、家にて実食。
アイコンチキンシリーズ唯一のモモ肉使用ということで期待はしていたが、結果としては良い意味で裏切られた。

見た目の印象として強いのは、はみ出すサイズのチキンとその上のチーズだが、食べた印象としては意外にサッパリしており、むしろ背景となる。
最もジューシーなのはその下のソーセージで、食後の余韻も大きい。
そして、食べたときに一番印象強く残るのは、下敷きのザワークラウトであり、その強めの酸味が、ともすれば脂っこくなりがちな全体の印象を引き締めている。

巷間では全体の塩味が強すぎてソーセージの印象が薄いという感想もあるようだが、私の感想は逆である。
前回のチーズフォンデュとの比較で言うと、チーズフォンデュはサッパリした味のムネ肉を使いながらも、周りのソースなどが意外とサッパリまとまっており、印象の薄くなりがちなムネ肉を全面に押し出そうとする意図が感じられた。
それに対して、今回のジャーマンソーセージはモモ肉を使用していることからしてチキンの印象が強いだろうと思ったが、それよりも周りの具材の味付けを印象強いものにすることによって、全体としての調和を出そうとする意図が感じられる。
強い味付けの上に強い味付けを重ねた結果が塩辛いと感じることになるのかもしれないが、味のバランスということで言うと、なかなかに計算されたものであると思うものだ。
前回と同じ結論になってしまうが、やはりマクドのチキン販売戦略はなかなかに本腰を入れたものになっていると言えよう。



余談だが、先のリンク先の記事において、商品情報を調べれば分かる程度の使用されているチキンの部位の違いについて一切書かれていないのは、どうも取材・情報収集不足の感が否めない。ここのような個人ブログならともかく、サブメディア的ブログにおいて、このように手落ち感が出てしまっているのは残念である。