2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

文章を論理的に読むには

論文調のものならやりやすいが、一文ごとにその主張の論拠になっている部分をピックアップしていく。言うは容易いが、実際やってみると、それなりに精読する努力が要るし、そうした論理的構成で読むことに気付いた人でないと難しい。 ま、普段は何となくで読…

安息日

今日は昼から暇があったので、久々に気晴らしをしたいということで、ぶらり歩いてみた。 昼飯はカレーショップ ブーンでいただく。カツカレー大(800円)を注文。リンク先に紹介されている値段よりもほぼ全品50円上がっているようで、大盛りは150円…

ピレンヌ・テーゼ

⇒アンリ・ピレンヌ - Wikipedia ピレンヌ・テーゼという言葉を事典で見つけたので、どういうことか聞いてみた。その解説によると。従来、世界史においてヨーロッパ中世が形成されたのは、ゲルマン人の大移動によって古代(=ギリシア・ローマ世界)が終焉し…

「慣れる」と「構造化」

私が普段から常々強烈に思っていることの一つに、「慣れほど恐ろしいものはない」というのがある。で、その「慣れ」とは何か、ということをつらつら考えているときに、ふと構造化に問題があるのではないかと思った。というか、ことによると当たり前かもしれ…

「大日本人」?

ストレートでインパクトある表題だなぁと思いつつも、若干の違和感を感じていた。 そして今日ふと思い立った。 なぜ「超日本人」ではないのか? 日本人を超える日本人、それこそが超日本人である。学校教育の現場に蔓延する普遍的な道徳主義に決然と異を唱え…

今日のこと

昨日くらいからになるが、夜になるといろいろとウィキペディアとかで調べたい事柄が出てきて、これじゃ寝てられないなという思いを強くしている。ここ1〜2年で薄れてきていた夜になると何か覚醒する感覚というか、そうしたものが戻りつつあるような気がす…

ちょっとコメントしておくか

今日は帰ってきた途端に死去のニュースが二つもあって、驚いた。 ⇒http://www.yomiuri.co.jp/national/obit/news/20070528zz03.htm ⇒http://www.yomiuri.co.jp/national/obit/news/20070528zz02.htm 大臣の自殺に関しては、finalvent氏もちらっと書いてるが…

杉田敦「デモクラシーの論じ方」

以前とある機会に杉田敦氏の文章に触れたことがあって、明解な論理展開だったので、いつか氏の作品を読もうと思っていた。この前ふらっと図書館に立ち寄ったときに、杉田敦の名前を偶然見つけたので、借りて読んでみた。 体裁は、AとBの二人の対話形式とな…

女性専用車両補足

情報を頂いたのでちらっと見てみたが、予想を裏切らない濃さのイデオロギー臭がムンムンと。リアルで発言したらたちまち突き上げ食らってしまうようなお題ですね、ハイ。ま、何というか、フェミが更に宗教的に増幅されてるところがあな恐ろしかな。 ま、でも…

いずれまとめて論評したいと思うが

⇒asahi.com:朝日新聞 提言 日本の新戦略 - ニュース特集 少しメモ程度に。主幹自ら論説とは大儀なことだと思うが、ソフトパワーの理解がずれていないだろうか。「ソフトパワー」はあくまでも”パワー”である。実際に発揮される力には、力の大きさと、力の向…

近況

書く情熱が乏しくなってやや久しくなってきた。考えはするが、書く算段になると、それほど気が進まない。なぜか。よく分からない。ただ、最近は何をしていてもどうも色々と散漫になりがちでよろしくない。集中するか。 で、今日はある友人と久々に話をした。…

休刊日

そういえば

以前英語の教師が雑談でグーグルについて熱っぽく喋っていたのを思い出す。グーグルは何でも知って居るんだよ、とかの解説をちまっとやっていたが、たいていの学生との間にはやはりキャズムがあるように感じた。一般的にはグーグルなんてどうでも良くて、ど…

テンプレで読む「日本の思想」

水曜日。今日も小論文の先生と小一時間話し込む。 論文のテーマについて少し話していたが、日本文化論みたいな話になって、西欧近代の個人主義は日本に適合するか云々の話に。ま、今になってみても日本はそうした西欧文化摂取を根本の部分においてできていな…

携帯プレーヤーとか

時折電車内でiPodを聞いていることがある。よく大音量で音漏れしていることに気付けよ馬鹿、っていう感じの人がいるが、私は音漏れしないように、インナーイヤーヘッドフォンで聞いている。密閉性があるから、音漏れしないと同時に、外界の音も消えて良い感…

「偶有性」考

「偶有性」とは、「ある事象が半ば偶然的に半ば必然的に起こるという不確実性」であるとされる。しかしこの定義は私には納得できない。必然を偶然が阻むというのはわからないでもない。偶然を後から必然だと了解するということもあるだろう。だが、偶然と必…

ドコモ2.0

というのを電車の中吊りで見た。なんじゃそりゃ。説明が少し書いてあるが、今までの携帯の売り込み文句と変わっていないので、ウェブ2.0とは関係なさそうな。そんな便乗で反応する人とかいるんでしょうかね。

昨日の補足

ま、例によって補足説明しないと気が済まない私である。 端的に言うが、国家と国家の狭間とは、アナーキー状態を露骨に指していない。露骨に、と表現するのは、あるいはそうかもしれないからであるのだが。ま、これは簡単な話、新体制を樹立するときの理想に…

ちょっとした論考

昼間、ちょっと昼寝の後の眠気覚ましにあれこれ随想していた。最近の随想はというと、昔のような新鮮な発見が少ない。これは残念なのだが、一方で知識量が蓄えられてきた証でもあるのかな、と。しかしながら、随想でひらめくときの何か神秘的な感覚がないの…

目標を立てなければいけない

今日はそう思った。目標がないと確かにロスが多い。せっぱ詰まった状況においては目的に向かって手段は最適化されなければならないのだ。で、何を目標とするか。それがなかなか決まらない。私はそういう点について妙に潔癖だ。全ての段取りがついて先々の見…

実は昨日書こうとした話だったんだが

どうも社会の問題に関心が薄れてきている。最近はちょっとメタ的な分野に切り込んで考えたりしていたから、それらの問いが突き抜けて、懐疑主義に陥っているのかもしれない。 それは書く情熱がないこととは関係ないか。考えていることは結構ある。思考を止め…

昨日日記を書かなかったなと思ったら

書いていた。遂に記憶の齟齬までが起こるようになったか。ちょっと最近は無気力である。五月病を乗りきったかと思って気を抜きかけたのがまずかったのかもしれない。五月病=鬱という簡単な図式ではなくて、五月→緊張が切れる→無気力→鬱という段階をもっとは…

インテリゲンチャについて

水曜日。例の講義の後、他の質問もかねて先生に質問に行った。過去と現在のインテリゲンチャを比べてどうなのか、と。先生言うには、昔の時代よりも現在の方が一般的な水準では知のレベルが上がっているとのこと。しかし、それに反していわゆる知識人、イン…

森見登美彦「走れメロス」

この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ新釈 走れメロス 他四篇作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2007/03/13メディア: 単行本購入: 35人 クリック: 814回この商品を含むブログ (340件) を見る書店で見かけたのでちょっと手に取ってみたら。…

LotRO

http://www.lotro-japan.com/ 友人から誘われた。思わずオープンβテストの間だけでもと思ったが、メサイアたる私は悪魔の誘惑を振り払い、民衆を教化する旅に出た。ちょっと違うような気もするが、そんな話。

今週のニューズウィーク(日本語版)

エハラー特集。江原某が世界のカルト宗教との対比で持ち上げられていて、笑えた。ま、でも、偽科学思想を悪用しないところは確かに悪くはないのだろう。社会にはどうしてもああいう思想にはまってしまう人々がいることを考えれば、江原某あたりで落とし所を…

モニタがっ・・・・・

私が毎日使っているメインPCのモニタは、はや4年目に突入しているのだが、画面を縦に走る青や緑の線がちらついてきている。最初は青の線が一本現れただけだったのだが、今や本数は3本になった。しかも、画面右端のいくらかのスペースが映らないという事…

「フューチャリスト宣言」

ちまたで話題になっているそうで。かんべえさんまでが書評を書いていらっしゃるというのは、少し新鮮である。 [書評]フューチャリスト宣言(梅田望夫、茂木健一郎): 極東ブログ 404 Blog Not Found:書評 - フューチャリスト宣言 溜池通信トップページ←5/…

「不可能性」追記

思考実験5/8付−「今週の一語」 数日前に書いた「不可能性」の解説だが、やはり私が何にインスパイアされたかというのが気になったので、不可能性というキーワードで検索していたら、ジャン・ボードリヤールの「不可能な交換」という著作を見つけた。あら…

プリンタも不調

給紙しなくなった。・・・この糞ぷりんt