ちょっとコメントしておくか

今日は帰ってきた途端に死去のニュースが二つもあって、驚いた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/obit/news/20070528zz03.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/obit/news/20070528zz02.htm
大臣の自殺に関しては、finalvent氏もちらっと書いてるが、日本の恥というか、情けなさを感じる。テレビのインタビューでは、自殺は自業自得だとか、それでも非難するコメントを見たが、「悪人でも死者は同列に追悼する」のが日本文化ではないのか?日本の文化性が変わるのなら靖国問題は余計にこじれますね云々。ま、話を戻して。たかが政治資金問題に関してこれだけグダグダと不毛な批判をし続けたというのも、日本の政治(メディアも)の不毛さを表していると思うし、それによって死ぬという「選択」をした50歳男性というのにも、言いようのない情けなさというか、むしろ脱力感を感じる。世界的には情けねぇ、だと思いますよ。
というか、一週間前に大臣の事務所の運動員か何かが自殺したという報道があって、その時の夕刊で「農相自殺」と夕刊の見出し独特の技法で表現されていたのを見たのを思いだしたこともあって、最初はまた同じことかと思ったものだった。


一方で、優劣を付けるのもどうかとは思うが、大臣の件よりも私が衝撃を受けたのは、ZARDのボーカル坂井さんのほうかな。ZARDの曲は個人的に好きでよく聴いていたし、ベストアルバムも持っている。ファンと言えるほどのファンかどうかは自信がないが、今度ZARDの曲を歌うときには私の心情というか、歌に込められる意味が変わってくるかなと思った。状況に関してはまだ不明な部分も多いようだが、いずれにせよ冥福を祈りたい。