そういえば

以前英語の教師が雑談でグーグルについて熱っぽく喋っていたのを思い出す。グーグルは何でも知って居るんだよ、とかの解説をちまっとやっていたが、たいていの学生との間にはやはりキャズムがあるように感じた。一般的にはグーグルなんてどうでも良くて、どうでも良いと思っているうちに飲み込まれてるんだよ。いや、飲み込まれないか。個人も、グーグルも、互いに利用しようとしているが、どちらかを決定的に支配するわけではない。これが非ゼロサム性から来ているような気はするし、つまりポジティブに受け取ればシナジー効果を生み出すということで良いでしょうか。
現代はマスプロダクションから抜け出し、欲望に迎合する知的生産に移った、というのは非常に不出来なテンプレ。そしてこの日記は非生産的な文章を日夜生み出すマスプロダクションのトポスに他ならない。いや、批判する当の私がマスプロの担い手であるなんて、笑えて来るじゃないですか、ははは。
疲れているので、適度に休みつつ、何とか週末まで生き延びたいと思います。