そうそう、

NHK朝の連ドラ「芋たこなんきん」が今週で最終回を迎える。母は藤山直美が出るというので見始めて、それにつられて私も見た。一回も欠かさずに見るとまではできなかったが、ほとんど見てきたので、ついに終わりかという感慨はある。それは昼ドラのああやっと終わりかという開放感とは全く別の代物である。
今まで脇で出てきたときも何となく気にかけてはいたが、國村準さんが何とも良い味を出している。ウィキペディアで見ると大阪で育ったのか、するとますます親近感が湧く。こういう面構えの穏やかで存在感のある俳優さんは、映画やテレビの宝だなと思う。最近の若いジャニーズ系の優顔ではとうてい太刀打ちできないだろう。あのキムタクでさえも北大路欣也の面魂の前には軽薄に見えた。