近頃の書店って

書くことがないと毎日ぼやきながら更新しているのは当日記のスタイルでございます。
ま、それはいいとして。今日帰りに書店に立ち寄ったのだが、時間が19時前後でレジにものすごく人が並んでいた。レジは6つか7つのカウンターがフル稼働しているのだが、追いついていない。いや、レジが客を捌くのは結構早いのだが、次々に客が並んでいくのだ。実際その通りで、列の最後尾に並んだ時は、これじゃ会計まで長そうだと思っていたのだが、思ったより早く会計が済んだ。私が立ち寄った時間帯が最もピークだったのであろうが、それにしても凄い。これだけ本や雑誌を求める世間の人々の購買力というのは何だろうなと思った。書籍を読むとか言うと、勤勉そうなイメージにも思えるが、案外「知」は大衆と共にある。斜に構えた人々がその知識を自負するのに反して、「知」というものは一般化されている。ディレッタンティズムというものは誰にでも何らかの形で共通してあるのだと思う。世間よりも洗練されているとか、そういうのに誇りを持つのはちと心許ない。私は没頭できる趣味を持っています(そしてそれに多くの時間を無駄にしてきました)、と答えるのが素直でよろしいでしょう。