イー・モバイルが気になった

少し調べてみたが、扱っている品はPDAのようなものか。今のところ音声通話サービスは始めていないと言うし、電話ではなくPDAと呼ぶ方がふさわしいのだろう。それでふと、PDAと何が違うのかと考えた。今までのPDAはどちらかというとパソコンに近い位置づけで、プロバイダなどは別個に契約する必要があったと思う。要するにイーモバイルがやろうとしているのは機種販売と接続業務の一括化か。親会社にプロバイダがついているとも言うし、それなら今時競争激しい携帯業界に乗り込んできたのも勝算があってのことのように思われる。すると、イーモバイルの登場でしぼんでいくのはPDAとウィルコムあたりか。PDAの方はビジネス向け携帯電話の製造に切り替えれば同じことであろうが、製造側にすればどちらが利幅のとれるものなのだろうか。ウィルコムの方はシェアを奪われかねないし、すると二社で競争激化か。しかし二社の違いは接続速度とかインフラのあたりに出ているので、全く同じように肩を並べるということも難しそう。或いは住み分けの道を選ぶかもしれないなぁ、ビジネス向け自体が全体に対してそれほど比率があるように思われないので、二社が争うという事態はそれだけで悲惨なものだが。