実は最近左旋回中

ま、読んでる人は何となく気付いてるかもしれないけど。
物象化とか云々言ってるあたりは、まったくマルキシズムを学ばねばならなくなったかなと思う。
個人的にはベタな左翼というのに忌避感があるので、距離を置きつつやりたいのだが、飲まれてしまう危険性もあるし、この分野は怖いねぇ。
あ、私は原典に触れずに批評する無責任評論家なので細かいところは気にしないでくらはい。
ただ、ま、私としてはマルキシズムの現代展開したものを乗り越えなければならないと漠然と思っているし、そういう意味では敵を研究するということである。
こういう思想的な試みがどう他のスタンスにも現れるかは定かではないが、政治的には中道を取りたい。いや、中道でなくてはならない。ついこの前、高坂正堯「宰相 吉田茂」を読み終えた。書評と言うよりは、印象に残った部分を切り取って読書感想という形で伝えたいと思う。また明日くらいに。