6時過ぎ起床。今日は出かける用事があるのだが、外は激しい雷雨。
ヤフーで天気情報見ていると、私が起床したのと同じ時間発表の概況に、「東海・北陸や近畿・中国と九州北部は朝のうちに雨が止んで、日中は晴れ間も出るでしょう。」と書いてある。
多分予報士は関東に住んでいてこちらのことは何も分かっていないのでしょう。畜生くたばりやがれ。
まぁ、それにしても、この雷雨は外出にはたまったもんじゃないな。足がずぶ濡れは覚悟せねばなるまいか。


いろいろ見ていると、カラマーゾフが紹介されている。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/bestseller/?1187788729
おっ、スゴ本サイトにリンクが張られている。東大教授の100冊というエントリは以前に読んだ気がするが(というか丁度このブログを読み始める契機になったエントリ)、内容が若干違う。後で書き直したのだろうか。
東大教師が新入生にすすめる100冊: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
いや違う。2007年度版になっている。毎日チェックしているはずだが、いつの間にこのエントリが書かれていたのだろうか。いやはや不覚にも。
で、私は新潮文庫で読んでますね。軽く立ち読みしてみて新訳も分かりやすそうという印象は受けたが、多くの書評者の意見を見るに、訳者による意訳が多いとのことなので、旧訳でもそちらを選びたい。
今一度その100冊を見直してみるに、「大聖堂」が入っていたのだなと気付く。これはまったくのスゴ本だった。お陰で先生ともこの本のすごさについて語り合うことができたさ。
最近大きさがずんずんと拡大してきているのが中島敦。「李陵・山月記」は何度読み返しても面白い。夏目漱石あたりの文章のリズムも結構好きだが、中島敦はそれを漢文調でさらに濃縮した感じで、ぐいっと飲む栄養ドリンクみたいなもの。噛めば噛むだけ、読めば読むだけ味わいがあって面白い。


追記:
[書評]カラマーゾフの兄弟(亀山郁夫訳): 極東ブログ
finalvent氏が丁度カラマーゾフの書評を書いている。あとでじっくり読んでみよう。

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)