太陽光パネルとか

怠けていたのはブログだけではない。怠けるときは全てが怠けるものである。
さて。
http://today.reuters.co.jp/news/articlenews.aspx?type=topNews&storyID=2007-07-31T161536Z_01_NOOTR_RTRMDNC_0_JAPAN-271480-1.xml&WTmodLoc=NewsArt-C1-ArticlePage1-4
太陽光パネルの工場としては最大級となるわけか。あまり亀山モデル云々については詳しくないのだが、堺ということなら少し自転車で足を伸ばしてみれば行けなくもない距離だ。太陽光パネルの生産工場というのは見てみたい気もする。工場見学とかはやっていないのだろうか。
とまれ、太陽光発電については日本とドイツがパイオニアである。が、何かの資料に日本はドイツに抜かされてしまったというふうに書かれていた。で、調べてみると、
太陽光発電 - Wikipedia
なるほど、生産量については依然として日本がダントツらしいが、設備導入量の点で他国に追い上げを食らって、ついにドイツに抜かされてしまったらしい。
政府が大陽光エネルギーに対する助成金を取りやめてしまったことで、明らかにドイツが日本に差を付けると思っていたが、その通りなようだ。
結局、日本の新エネルギー導入は企業活動が主体なのであって、政府が国策で推し進めるという意志が感じられない。これは新エネルギーに留まらず日本の経済・企業活動の奇妙な特色なのであって、エコノミックアニマルというのは国策という統制が取れていないことへの揶揄なのかもしれない。
とまれ、日本の太陽光発電システムの「生産高」は依然として世界トップなのである。たしか現在は結晶パネル型から替わって薄型のアモルファス太陽電池が主に供給されているはずだし、前途は明るい、か。
こういう企業の取り組みからして、日本企業はCSR面で高評価を受けても良いのではないかと思うが、ニューズウィークの世界企業ランキングでは日本企業の名前をそれほど頻繁に目にしたわけでもなかった。「型」というものがある程度影響しているかもしれない。