ブログ更新も久々である。
最近、特にここ2,3年の間に自分がいろいろ失ってきていること、いろいろ積み上げた死屍累々とした山にふと気づいて、厭になった。
じゃ、なぜそんなことになったのか、私には珍しく過去を批判的に見て考えざるを得なくなったわけだが、それで、どうやら、物を書かなくなったのが一因だと感じるようになった。いや、広く考えれば、自分が好奇心の赴くままに純粋に物事を考え、それを発散できなくなったからかもしれない。

とにかく、元に戻って、いろいろ考えたことを書こうという気になった。
高校生の頃、それも一年か二年くらいの頃に「追憶の手帖」というブログを書いていたが、それを書いていたころが最も溌剌とした毎日であったかもしれない。ところが、それも大学生になる前後には、単なる論説では子供じみたと悟ったのか、ヘタなことは書きたくない、と色気が出てしまった。
しかし、今考えてみると、そういう無垢に純粋に思ったことを世界に伝わると信じて書いているということはうらやむべきものであるのだ。

だから、今一度初心に戻って様々なことを書こうと思う。それが心の新陳代謝につながるとも思う。