本日小休止

朝からいきなり、高級中華の何が美味しいの?という質問を受けた。
ま、そもそも自分の行ったことのある店が高級店と呼べるものかは確証できないが、中華料理というのは味のランクと値段が厳密に対応していないというか。ぶっちゃけて言うと、一定の価格帯の下と上で味が違っていて、その区別以外では大差がない。
私は好きだが、王将とかそういう類の店はそういう味、それに対して、チェーン店でもそこそこの値段を出すようになると、王将レベルの味とは変わってくる。
どんな料理にも共通することだが、いわゆる高級で美味しい店というのは、食後に苦しくならない。それは当然油が直接関係している。
で、一定以上の店で値段を上げていっても、基本的な味付けという点では変わらない。もちろん店によって何風かとか名物料理とかがアリ、そういう点では違いはあるが、例えば炒飯とかの味ですごく感動する、などということはない。
ただ、炒飯に関して言うと、それなりの値段を取るところでは具材の一つ一つにしっかり下味がついていて、手間がかかっていることがよく分かる。私のような大雑把な人間には、そういう細やかな部分が分かっても、それほど重要だとは思わないので、結局中華はそこらへんの大衆中華っぽいので満足だし、できれば胃もたれしにくい店であればなお良い。
んで、その質問で聞かれた店というのは、特に春巻きが美味かった。それ以外では、ふかひれスープとかも飲んだ気がするが、それほど記憶に残る味でもなかった。スープでは、酸辣湯を一度飲んで病みつきになってしまったので、また飲みたいと思う。
あ、それと、大衆中華で出てくるような五目そばは、へたなラーメン食べるよりずっと好きだ。ところが、最近の若い人とはこういう好みが通じない。